
自然界の陰気が弱まって冬の冷たい気候から春に向かう陽気が徐々にたかまって暖かくなりすべてのものが発育成長活動が活発になる時期です。春の風が吹くと緑が鮮やかになり作物も成長がすすみます。
春は肝蔵(肝の臓)の働きが活発になる時期
この時節はわたしたちの体の中では五臓のうちの肝臓機能が盛んになるとされています。肝蔵の働きは気を順調に巡らせ、精神状態を安定させ、また消化も助けます。
人間も自然の中の一員、このリズムに則って生きていくことが理想です。
しかし毎日の生活の中ストレスは多いもの。イライラ、怒り腹が立つ、感情が抑えられない、不満が溜まるなどということが続きますと肝臓の働きである気を巡らす働きがわるくなってしまいます。
ヤケ食い、ため息ばかり出る、腹が張る、頭痛やめまい、酷ければぜん息発作まで起こしてしまうことがあります。
春に活発に働く肝臓の働きがうまく調子にのらないとたいへん困ったことになるのです。
春には肝気をのびのびさせる食べ物を
そこでこのようにならないための工夫の一つとして肝臓の気の巡りをよくする食べ物を食べるとよいでしょう。

春に生き生きと伸び生育する野菜、香りのよい野菜がおすすめです。
手軽な野菜として、セロリ、春菊、三つ葉、あればセリなどもよいでしょう。また酸っぱいものも効果ありです。
春の香りを楽しむ料理
今日はセロリと春菊で料理をします。
セロリ+キュウリは叩いてやわらかくするのですが音がうるさいので押しつぶしてみます、キュウリさんでもなんかかわいそうな気がしてきました(´;ω;`) ゴマ油、しょうゆ、酢、塩、出汁少々、黒コショウ,擂りニンニク少々で作ります。唐辛子をかけたら黒コショウと「もめ合い」になりだめでした(^^;)
味噌汁にも春菊を入れます、煮込みすぎて青い色が…
あと、シシャモを3~4匹と黒豆、ごはんは3分搗きで。

これで気分もすっきりさわやかに食事がすすみそうです。
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