氣を扱う鍼灸師になろうとする 続き4>

・・・楽しく過ごせていた勤務生活の日々でしたがやはり鍼灸師は鍼灸開業することであると思っていましたので思い切って退職の決断をすることになりました。・・・・・・。

<ここまで前回の続きです

開業場所を探す

病院に勤めながら開業場所を探すことにしました。これがなかなか良いところがありません。気が付いたことなのですが空きテナントになっているところは後々更地になっていたり別店舗が入っても続かなかったりすることが多いようです。風水にもあるようになにか理由があるのでしょうか?不動産屋さんに相談してみますと話をよく聞いてくれ、それではこの事務所を空けましょうということになりました。考えていたものより豪華すぎる気もしたのですが思い切って借りることにしました。すこしぐらい大きな気持ちであったほうがよいかもしれません。

再開業する

院内工事や設備などやはり数百万円はかかりますが、なんせ古典鍼灸術ですから治療機器がほとんどいりません(笑) ベッドを3台置くつもりでしたがとにかく2台で始めました。ですがこの治療形態では二人一緒に施術するということが困難であることが後からわかりました。やはり付きっきりで施術を受けたいというのが来院される方のお気持ちのようでした。カーテンなどは結構高いものです、疲れ軽減のため昇降ベッドも購入しました。清潔が第一、病院などでスリッパに抵抗を感じた思いがあったものでスリッパライザーも設置しました。勤務時代の親しい方々が本棚などくださりありがたいことでした。特別広告も出さず静かに発車オーライで始めました。

開業したてのころはやはり

大々的に宣伝をしませんでしたし予想通りそうたくさん来てくれることはありません。期待と不安がごちゃ混ぜになった状態でしたがそれでも勢いはあります。年齢的にも余裕がありました。この頃HTMLの解説本を買ってきてコツコツと勉強しインターネット上にホームページを作ることも実現しました。まだ鍼灸院のホームページも少なかったような時代でしたがしばらくするとこれがコストパフォーマンスのとても良い広告媒体となっていきました。

たくさん来てくださるのも考えものとなる?

半年くらいから徐々に来てくださる方が増えていったように思います。開業2~3年目になるとひとりで一日施術しているのが辛くなってきました。親しい方を施術しているときなどは「もうできない限界」とか言って休んでしまったことが何度かありました。駐車場が狭くこれも困ったものでした。忙しいとだれかスタッフをいれるとかいう考えは私はからっきしできないタイプで、なにもかも自分でしないと気が済まない、managementには全く疎い人。そのまま突き進んでいきました。

「私の鍼灸人生納得記」残念ながらSuccess Storyではありません (^^)    たぶん続く>

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