夢日記1  黄帝内経霊枢 -淫邪発夢篇-

夢日記を始める

去年12月6日から夢日記をはじめて1年が過ぎました。こんなに続くとは思いませんでした。できるだけ写真やペンタブでイラストも入れています。これが後から見てみますと大変面白い。表面意識に覆われて隠されている本音が見えてきますし、自分の経験や記憶にない場面がたびたび現れることもありこれはいったい何なんだろうと気になります。もしかしたら深い深い意識の底に刻まれた前世の記憶?なのかもしれません。そして深層意識の中に染み付いた愚かな習性や汚れを落とすのがいかに難しいことか、気の遠くなる努力をくりかえさなければいけないのではないかと思ったりします。

古典に書かれた夢診断

わが本業の鍼灸の古典書ともいわれる「黄帝内経霊枢」のなかの -淫邪発夢篇- にはこんなことが書かれています。

「…邪気が体内に入ると気と一緒にからだを巡り安眠させず夢を見させるのだ…」といいます。

陰気が盛んであれば大水を渡り恐れ、陽気が盛んであれば大火事で熱く感じ、陰陽の気が盛んなれば殺しあう夢を見、からだの上に邪があれば飛ぶ夢を見るといい、下に盛んなれば落ちる夢を見るといいます。空腹では人のものを取り、満腹では人にものを与える夢になります。肝の気が盛んであれば怒る夢を見、肺の気が盛んであれば恐れ大声で泣き飛ぶ夢を見、心の気盛んであればよく笑い恐れ怯え、脾の気が盛んになれば歌を歌い楽しむが体が重くなる夢を見ます。腎の気が盛んになりますと背骨と腰が分離したような夢を見るとあります。

夢診断で鍼治療する

鍼医は夢の内容を聞くことから病んでいる場所を特定でき鍼でこの盛んな気を取り去ってしまえばたちどころに治すことができると書かれています。 

(もしかして続きあり)

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