脈診伝統古典鍼灸術 仁木鍼灸院


TEL.(0885) 35-0223

〒773-0005 小松島市南小松島町中筋7−13

 手荒れ 手に湿疹ができ治らない

当院でも若い人におおくみられるようなのですが手が荒れる、それも指先や手関節付近にまで赤く、ボロボロと皮がむけてなかなか治らず人によっては痒みもある。手の拇指、人差し指、薬指などに荒れが目立つようです。程度差はありますが左右対称に荒れることが多いものです。たいていは医療にかかっていても原因が分からず辛くなるとステロイド薬などを塗っていたりするのですがその場しのぎで治らない。それにステロイドを塗り続けていたら皮膚が真っ赤になり薄くなってきて余計辛いという。手掌角化症とか主婦湿疹などと呼ばれているものであろうかとおもうのですがかなりな頻度で困っている方をみうけるものです。
これは手だけが悪くてこのようになっているのでしょうか?それは違うと思います。アトピー体質があるひとにこの傾向があるともいわれているようです。
手掌角化症
手荒れに鍼灸が効果あることが知られていないためかこの症状で施術を希望して来院される方はそれほどありませんが主訴症状の改善と同時にいつのまにか手荒れも改善されることが多いです。荒れの症状がよく変化するものは効果もでやすいものです。
手荒れと経絡
またなぜ特定の指が荒れるかということなのですが東洋医学ではからだに経絡という気の流れ道があるとしています。もしこの症状でお困りの方があればいちどこの経絡の書かれた図というものを検索してみてください。いきなりこのような図をみると受け入れがたいかもわかりませんが漢方、特に鍼灸術ではとても重要なものとされこの経絡が各々の「五臓六腑」に繋がっているとみています。そこで、例えば拇指と示指に荒れが強く出ているものは「肺の臓」と「大腸」に働きのアンバランスがあり、薬指などでは主に「肝の臓」などの不調があったりしてこの場合は偏頭痛やかるいめまいがあったりイライラしやすかったりのぼせやすかったりするかも知れません。発症の原因として考えられるのは出産後や過度の心労、過労、非常に目を使う仕事などによって簡単に言えば、血(けつ)や水(津液)が体内に不足して発症するとみられます。赤くなったところは熱があるためやや暖かったりします。東洋医学的には血を蓄える「肝の臓」、それを支える「腎の臓」をしっかりさせることにより「肺の臓」に籠った熱をさまし手の先に昇った熱を下してやるとよい結果が出ることがおおいです。同じような場所におこる指関節の痛み曲りなどもこの熱をとってやることで楽になるものと考えています。
まことにお大雑把な説明になるのですが手荒れ湿疹が悪化したりよくなったりとお困りの時はいちど伝統的鍼灸術をお受けになってみてはどうでしょうか。

2016/03/26
Regro