脈診伝統古典鍼灸術 仁木鍼灸院


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 てい鍼は「鍼」であると信じているが

てい鍼は鍼のはず....

巷にはどうもこの「てい鍼」(もっと神秘的でありがたい効きそうな名称もあったりするようです)がかなり出まわっているようです。先にも書いたようにはるか古代より霊枢官鍼篇、九鍼論篇、九鍼十二原篇などにそれはあるのですが現在のわたしたちの時代にはどんなものとして存在するのだろうと少々「てい鍼」の先行きを案ずるのです。

鍼灸師以外の人でも感覚のよい方であれば「てい鍼」をつかって一時的にでも肌の張りをよくするくらいは出来そうです。しかしこれでは美顔用のローラーとかわりないかも知れません。「てい鍼」に秘められた奥の深さなど関係なくこれはもううまくすれば商売になりそうです。もしこれが鍼でないという扱いになればどうなるのでしょう。

それとは反対に専門の鍼灸師が「てい鍼」を使わなくなる、「接触鍼」をしなくなる、「置鍼しかできない」、「鍼は刺すもの」「効かなければもっと深く刺す」では本当に先行き心配です。やがて「てい鍼は」この程度のことしかできないものであるというレッテルが貼られ益々忘れ去られてゆくということになるのではないでしょうか。

てい鍼

2016/02/07
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