脈診伝統古典鍼灸術 仁木鍼灸院


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 花粉症に効くツボ

花粉が飛散するといわれる時期になると職場や学校で困るしとても苦しいから少しでも楽になりたいと抗アレルギー剤やステロイド外用剤など用いているかたがおおいようです。この薬を飲んでいれば「花粉症が治る!」とお思いのかたもなかにはい らっしゃるようです。春と花粉症

花粉症にはこのツボを押すとよい!と春先になるとときどき雑誌や新聞などで見かます。鍼灸医学では基本的には花粉症になるようなからだ全体の状態を治してやらなければいけないと考えるのですがなかなか皆さんそうもいいかないようです。

 そこでとりあえずということになります。

花粉症の患者さんはたいていの場合鼻や目の周りそして顔面に熱が籠っているものです。見ますと赤みがかっていていかにも苦しそうです。鍼灸術では熱が発生する原因に対し処置することも重要ですが患者さんを苦しめているこの熱を直接とってやることもとても大事なことになります。専門的な話になりますが鍼の手技に「瀉法」と「補法」というのがありこの場合は鍼では瀉法を使いこの熱をとりのぞきます。

花粉症とツボつぎにご自身の指などで行うときですが、ツボを強めに押したり強く揉むと鍼の「瀉法」に近い作用が働きます。押せばよい揉めばよいのではなくそのやり方が難しいのですがそれはともかく鍼のようにはいかなくても少しは症状が楽になることでしょう。顔にアザをつくらない程度に試してみてはいかがでしょう(皮膚の弱い方などは十分注意してください)。

大事なことはふだんからの食べ過ぎ飲み過ぎなどの不養生をしないことで、たいていの場合胃腸に関係するところの余計な熱として症状を発することがおおい(まちがってもこれは熱だから冷たいものを飲めばよいということではないです)ので胃腸をすこし休ませてあげるとかなり楽になるはずです。
花粉症冷たいビール飲みすぎ花粉症食べ過ぎ花粉症食べ過ぎる花粉症と食べ過ぎ花粉症と冷たいもの食べ過ぎ
簡単なようで実行するのは案外難しい?ことかも知れませんが。


【花粉症のツボ】------------------------------


花粉症に効くツボの図
※図中のツボをやや強めに指圧するように揉む。温灸なども使えますがこれはすこし熱いくらいにしなければなりませんので顔面そして頭髪部にはしないほうがよいかとおもいます。合谷であれば比較的お灸しやすいでしょう。くれぐれも無理して水泡をつくったりやけどのないように自己責任でお願いします。

1.百会…両耳と頭の正中線が交わるところ。すこしへこんで圧痛があったりする。

2.しん会…百会と前頭部の頭髪のはえ際を結ぶ正中線上でやや真ん中より前にある。このあたりの圧痛やぷかぷかした凝りなどの反応を見つける(やや前にある上星というツボのあたりまで前後に探っていちばん効きそうに感じるところをとるとよい)。

3.印堂…左右の眉毛の間。

4.迎香…両鼻翼外へ指を添えて押すと圧痛があることが多い。圧して鼻づまりが楽になるところをとる。鍼施術ではほとんどの場合即効ある場所である。強く押しすぎてアザができないようにご注意。

5.合谷…手の甲で親指と人差し指の付け根の間やや人差し指寄り。圧痛があることが多い。鼻や瞼、顔面に熱があるものによく使われる。


追記:すべてつよく押すということではありません。花粉症でなく疲れやすい方の慢性的な鼻づまりがあるものなどには補法を使うこともよくあります)

2016/03/05
Regro