脈診伝統古典鍼灸術 仁木鍼灸院


TEL.(0885) 35-0223

〒773-0005 小松島市南小松島町中筋7−13

 皮膚疾患 

みなさんは古典的鍼灸術が皮膚病にけっこう有効なことがおおいのをご存知でしょうか?

長々と医療にかかっていても薬をやめればまたもとどおりになってしまう、病名はつけられたがまったくよくならない、原因不明といわれたが薬だけはずっと塗っている、ある季節になると悪化する、いつもある場所にだけ湿疹が出る等々よくみうけられます。またアトピー性皮膚炎などは現代医学でもたいへん治療が困難なものの代表ではないでしょうか。それらはあまりにも表面的症状にしか対処法がなされていないからではないでしょうか皮膚病の人

古典的鍼灸医学ではこれらの状況に対して別項に述べましたように西洋医学とはまったく別の見地からアプローチすることになるのですが、具体的に当院でもよくみられ施術成績の比較的良いものを以下に少し紹介します。

まず、アトピー性皮膚炎では漢方でいうところの「風」と「熱」の邪が中心とされるものでからだの上半身に症状が偏っているものは成績が良い場合がおおいです。眼の周りが赤くただれたり痒みが強く、手の荒れがあるなど。このタイプは毎回目に見えて症状が軽減されることがよくあります(アトピー性皮膚炎でなくともこのような症状でお困りのかたもよくみます)。つぎに、掻いた後にじくじくと掻き汁が出るものや皮膚が赤黒くカサカサになったものなどでは病が深いところにあるため時間がかかるようです。しかしおからだの環境を良くしてあげることは重要なことです。できれば少し時間をかけてみるとよいかと思います。症状の辛いときには使いたくないとおもっていても対症療法薬のステロイドやタクロリムス軟膏は重宝するものです。無理をせず気長に鍼灸と併用して離れられたらよいのではないでしょうか。

それと多いのが唇の荒れやひび割れ、口鼻の周りのできものができやすいなど。みなさんよくべったり薬を塗っていたりします。こんな方はきまってやたら食べすぎだったり食べるともたれやすかったり胃腸の具合がすっきりしないものです。両下肢のすねに湿疹ができなかなか治らなかったりちょっと熱っぽいという方もよくみます。これは胃腸の調子を整えてやると良いようです。また食べるのを思い切って控え胃腸を休めてあげると良くなるのですがなかなか実行が難しいようです。

じんましんなどはふつう病が浅いので簡単に治ってしまうものがおおいです。

これは女性に多いのですがくるぶしに硬い座りダコといわれるものができているのも鍼灸施術をしているといつの間にかやわらかくなってやがてなくなってしまい思わぬところに効果が...ということになったりします。

シミそばかすのご相談もありますがこれらはやや時間がかかるようです。その原因は治っていなくてもレーザー治療でとりあえず簡単に見た目は良くなったりしますのでそちらがよろこばれるようです。


他の疾患で鍼灸施術をお受けになっていましても本当に良い鍼をしますと少しずつ肌が綺麗になってくるものです。逆に症状だけ追いかける鍼を繰り返したりしますと肌が薄黒くカサカサして煤けてまいります。肌は生気の顕われ。元気さのバロメーターでもあります。だいじなことは皮膚に現れた病の原因をとってやらなければなりません。


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